木のはなし
「シミ」について
今回は、ムクの柱などに付いた「今回は、ムクの柱などに付いた「シミ」についてです。
シミにも色々な種類がありますが、手垢等の簡単な汚れなら洗剤を入れたお湯で拭けば、ほとんど取れます。 樹脂成分によるものは、日射や暖房によって柱の表面が加熱され、内部の空気が膨張し、樹脂が溶け出し、表面に吹き出たものです。特に、ベイマツ・カラマツ・アカマツの柱に多く見受けられます。その場合には、ベンジンかアルコールを染込ませた布で拭きます。 カビが繁殖して、黒又は緑に変色したものは、洗剤等で拭いても簡単には取れません。菌が分泌したメラニン色素という黒い色素が沈着したもので、内部にまで浸透してきているので、漂白剤で表面をきれいにしても内部はそのままです。その汚れを取るには、酸化力の強い次亜塩素酸ナトリウム系の漂白剤を使い、何度も塗ったり乾かしたりを繰り返さなくてはなりません。いずれにしても、シミを取る作業は大変なので、新築の際に手が触れ易い場所には天然オイル等を塗り、表面を保護しておくと良いでしょう。きゅあホームでは、ドイツ製のプラネットカラーという、100%植物油を使用した安全な天然木材用保護塗料を使用しています。これは、子どもの玩具や木の食器にも塗装可能なものですし、撥水製にすぐれているので、飲み物をこぼしてもシミがつかず、手垢、汚れは、水拭きで落とす事が出来ます。さらに、木の呼吸を妨げないので、調湿効果も十分に生かせます。また、床用の、蜜ろう入りのものもあります。塗ると、木目がきれいに浮き出て、美しく見えます。 世界中で、木は建材として使われています。木の家で暮らしていくための知恵も、世界中の人々がたくさん持っている事でしょう。






