耳より話
椅子はアートだ!
現存する最古の椅子は、古代エジプトのツタンカーメン王の遺品といわれています。

「黄金の椅子」と名づけられたその王座は、権威の象徴として、厳かで絢爛豪華なものですが、とても座り心地が良かったとは思えないものです。王様にもご苦労があったのですね。さて、今回ご紹介するのは、アール・ヌーボーの範疇として考えられている、イギリスの建築家C・R・マッキントッシュ作の椅子です。Aは、イングラムストリートのティールーム、Bは、アルガイユストリートのティールームの為にデザインされたものです。Cは、彼が建てた「ヒル・ハウス」の寝室用につくられたものです。彼が、椅子にまでこだわった建物とは、どういうものだったのか、興味がわくところです。この背の高さは、実用上というよりは、存在感の主張でしょうか。いずれも、天井の高い空間によく合いそうな、美しい椅子ですね。






