子育て世代のマイホーム建築では、子ども部屋や家事動線などの間取りが重視されますが、それらと同じくらい土地選びも重要な要素です。

福津市は福岡県北部宗像地方にある街で、福岡市の北東、宗像市の南側に位置しています。そんな福津市にはファミリー層の転入が増加しており、2000年から2020年までの間に1万人以上も人口が増加しているのです。これらのファミリー層は一戸建てやマンション購入にともなって福津市に転入していますが、やはり学区選びを重視している方は多いでしょう。

企業誘致で雇用も進み、イオンモール福津などのショッピングモールがあることから、今後ますます若い世代の人口が増えていくことが予想されます。

このような状況を鑑みると、落ち着いて子育てしたい方や治安の良さを重視したい方は、人口増加に伴う喧騒を避けるために市街地から離れたエリアの学区を選んだ方がいいでしょう。反対に各所へのアクセス性を重視する方は、市街地エリアの小学校区を選んだ方が便利です。

参考元：内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生「地域再生計画 福津市まち・ひと・しごと創生推進計画」
参考元：福岡県警察「福岡県刑法犯市区町村別認知件数（令和４年中）」

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福津市にある小学校としては、次の公立小学校が挙げられます。教育内容などは統一されていますが、小学校ごとに特色もありますので、参考にしてみてください。

●神興小学校
●神興東小学校
●津屋崎小学校
●福間小学校
●福間南小学校
●勝浦小学校
●上西郷小学校

それぞれの小学校の特徴を紹介するので、土地選びの参考にしてください。

神興小学校は、福津市東福間にあり、全校児童数は270人程度の小学校です。
学校の取り組みとして、子供たちが輝き意欲を高める学習指導法の徹底を掲げています。

学区は、 南町区・緑町区・本町区・福間松原区・昭和区・西福間1区・西福間5区・古町区・大和1区・大和2区・花見1区・花見2区・花見3区・花見4区となっています。

参考元：神興小学校

神興東小学校は福津市津丸にある、全校児童数450人程度の中規模小学校です。2019年には全教室にエアコンが設置され、真夏でも快適に学習できます。神輿東小PTAの「キャリア教育」は2018年には文部科学大臣賞表彰を受けるなど、地域全体で教育に力を入れていることも特徴です。

学区としては通り堂区・津丸区・久末区・若木台1区〜6区・あけぼの区・三角区などが該当します。

参考元：福津市立神興東小学校

津屋崎小学校は明治6年開校の歴史ある学校です。自然環境に恵まれており、新築の南校舎にはオープンスペースや太陽光発電が設置されているほか、バリアフリー設備があることも特徴です。

併設されている在自唐坊跡展示館には県内外からの視察も多く、特色が多い小学校といえるでしょう。学年ごとの児童数は150人程度、全校児童数は1,000人弱と比較的人数は多いです。

学区は広く、在自区・須多田区・大石区・宮司西区・宮司ヶ丘区・星ヶ丘などが該当します。

参考元：福津市立津屋崎小学校

福間小学校は学年当たりの児童数が200人〜250人、全校児童数は1,400人を超える規模の大きな小学校です。2020年に完成したばかりの新しい校舎（教室棟）で学習できます。

学力の二極化を解消するため、どのような子どもでも分かる楽しい授業を心がけていることが特徴です。プログラミング学習やタブレットの利用推進も進めています。

学区としては南町区・緑町区・本町区をはじめ、大和1区〜大和2区・花見1区～花見4区が該当します。

参考元：福津市立福間小学校

福間南小学校は全校児童数が1,600人を超える、とても大きな小学校です。学年当たりの児童数は250人〜280人にもなります。

福間南小学校も2020年に完成したばかりの校舎で学習できることが特徴です。地域コーディ
ネーターが教師と一緒に学習指導計画を協議しており、学校を核とした地域づくりを行っています。

学区としては原町1区～原町3区・有弥の里1区〜2区・光陽台1区〜2区・日蒔野1区〜6区などが該当します。

参考元：福津市立福間南小学校

勝浦小学校は全校児童が70人ほどの小さな学校です。そのため全校児童そろって取り組む行事なども多く、学年に縛られない活動が行われています。

学区としては奴山区・桂区・西東区・勝浦浜区などが該当しますが、通学区域外からも入学・転入学を認める「入学特別認可制度」の対象にもなっています。福津市内に住んでいる児童であれば、郷土色あふれる教育を受けるために勝浦小学校へ登校できることが特徴です。

参考元：福津市立勝浦小学校
参考元：福津市教育委員会「勝浦小学校入学特別認可制度」
参考元：福津市教育委員会「通学区域」

上西郷小学校は、福津市内殿にある小学校で、全校生徒は124名ほどの比較的小規模の小学校です。
平成22年よりコミュニティスクールとなっており、子どもたちを育てるとともに地域コミュニティの核となる取組を進めています。

学区は、 畦町区・本木区・舎利蔵区・内殿区・上西郷区となっています。

参考元：上西郷小学校

福津市にマイホームを検討している方には、次の3エリアがおすすめです。

●若木台
●日蒔野
●勝浦小学校周辺（福津市勝浦）

ここからは、それぞれのエリアの特徴とおすすめの理由をご紹介します。

神興東小学校の学区に該当する若木台は、国道3号線と鹿児島本線の間に位置しています。東福間駅が近く、利便性に優れていることも特徴です。

住宅地として整備されたエリアで、若木台第1公園〜第3公園、虹の公園など、子どもを遊ばせる場所も多くあります。エリア内には「若木台幼稚園」もあるため、未就学児から小学生までの子育てがしやすいでしょう。

日蒔野はイオンモール福津や宮城病院・宗像水光会総合病院があるなど福津市内でも人が集まるエリアです。学区としては福間南小学校が該当します。移動圏内にはマックスバリュ福間駅前店もあり、生活しやすいこともポイントです。

「入学特別認可制度」の対象になっている勝浦小学校ですが、登校の条件としては児童の自力通学が設けられています。路線バスなどを利用することも可能ですが、なるべく学校に近いエリアの方が負担は少ないでしょう。

福津市勝浦は海沿いの自然豊かなエリアなので、静かに暮らしたい方にもおすすめです。

参考元：福津市教育委員会「勝浦小学校入学特別認可制度」

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福津市には福間小学校・福間南小学校のように児童数が1,000人を超える小学校もあれば、勝浦小学校のように100人未満の学校もあります。都市部は栄えていますが、郊外に出れば自然豊かな環境が広がっていることも特徴です。

さまざまな特徴がある福津市では、土地選びに迷ってしまうかもしれません。きゅあホームでは注文住宅建築だけではなく、土地選びからお手伝い可能です。福津市で一戸建てを建てたい方は、ぜひ一度きゅあホームにご相談ください。

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