セルロースファイバーとは、天然の木質繊維のこと。
なぜ天然繊維が優れているのか、その秘密は自然がつくった小さな空気の粒にあります。
セルロースファイバーは様々な太さの繊維が絡み合います。この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、一本一本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。
この空気胞の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な温度を保ちます。
それでは、そのセルロース断熱の特徴をご説明します。
特徴
断熱効果
数ある断熱材の中でも、特に熱伝導率が低く、しかも充填式の工法で構造体との隙間もなく、高い断熱効果を発揮。
防燃性
セルロースファイバーはホウ酸系薬品による防燃処理を施し、燃焼時の有毒ガスも発生しません。
防音効果
木質繊維そのものにたくさんの空気胞があるため、高い吸音性を発揮、外からの音も中からの音もしっかりと防音。
調湿効果
木質繊維は状況に応じて水分を吸ったり、放出したりして、空気内の湿度をコントロール。この調湿効果で壁内部の見えない結露をしっかりと調湿。
防カビ・防虫効果
薬品処理(ホウ酸)と天然素材の吸放出のダブル効果が、カビ・虫をシャットアウト。押し入れの中のイヤな臭いの発生も防止。
エコ素材
主原料はリサイクルの木質繊維であり、添加されているホウ酸系薬品は、医療や食品にも使われる、人体にも安全な成分。
工法・構造
木造在来工法
日本古来の伝統的な建築工法のための在来工法を呼ばれることも多い「木造軸組工法」。
土台の上に柱を建て、その上に梁を掛け渡し、斜に筋違(すじかい)を入れて補強し、壁を組んで作ります。構造的な制約が少ないためデザインや間取り、敷地などに対して柔軟に対応できます。
また、筋違の入った壁以外であれば自由に開口部を設けられるため増改築が容易に行えるのもその特徴です。
構造材について
無垢材の欠点である割れ・縮み・反り・ねじれ・ボルトの緩みが少ない高精度な木材、構造用集成材を梁・柱に使用しています。
システム金物による強固な木造住宅
柱、梁の接合部分にシステム化接合金物を使用することにより、接合強度が高まり、耐震性能を強化しています。
土台は白蟻・水に強い木材サイプレスを使用
自社輸入のサイプレスを使用しています。
白蟻に強く、耐久性に優れ、固くて丈夫。 針葉樹の中でも特に成長が遅いため、年輪が詰まり腐りにくい木材です。
家づくりの流れ
①ヒアリング
・建設予定地のご確認
・ご予算
・現在のお住いに対する不満
・ご要望
・イメージなどをお伺いいたします。
②プラン・見積り
敷地の状況をご確認後、 ご家族の思いを図面化し お見積もりを作成いたします。
③施工・現場管理
プラン・施工金額の確定後施工いたします。
施工中は当社の現場監督の厳しい管理・第三者の検査機関 による検査を受け品質管理をいたしております。
④お引渡し・アフターフォロー
当社による最終チェックの後お施主様によるチェックを行います。
検査に合格後お引渡しとなります。
お引き渡し後も定期点検やアフターフォローを行い末永く安心して暮らし て頂くよう努めています。