福岡県福津市は、福岡県の北部に位置するコンパクトな町です。都心部へのアクセスのしやすさと豊かな自然のバランスがよく、古くからベッドタウンとして栄えてきました。

福津市内は車で約20分で南北を横断できる広さで、福間駅周辺の中心エリアから田園風景、海辺の大自然まで、理想のライフスタイルに応じて居住地の立地選択ができます。一部が国指定史跡となっている約600基の古墳があり、歴史が感じられる風景も残っています。

また、子育て支援にも力を入れており、ファミリー層や子育て世代が暮らしやすいエリアです。

参考元：福津市『便利なまち』
参考元：福津市『母子の健康』

2023年の福津市の住宅地地価公示価格は、坪単価約171,695円です。過去5年間の坪単価推移は下記のとおりで、5年連続で上昇しています。

 2023年の「地価公示地価調査」で公開されている具体的な事例を見てみましょう。福津市で平均よりも坪単価が高いのは、主要の駅となる「福間駅」周辺です。次いで「東福間駅」周辺の坪単価が高くなっています。

福津市の中心エリアから離れると坪単価が下がる傾向があり、上西郷字イジリ周辺では5万円前後のエリアもあります。昨年度と比較すると、すべてのエリアで地価の上昇が見られます。福津市の地価が上昇している要因のひとつには、福岡市の不動産価格の上昇があります。

都心部である福岡市の不動産価格が上昇しているため、通勤圏内である福津市で住まいを検討する人も増えており、とくに利便性の高い駅周辺は人気があるため、地価が上昇していると考えられます。

参考元：国土交通省『国土交通省地価公示・都道府県地価調査』

福津市では地価の上昇が続いていますが、今後も需要が変わらなければ、引き続き上昇することが予測できるでしょう。

ただし、地価は景気や災害、人口の減少などさまざまな外的要因に左右されるため、急に下がることも考えられます。福津市で土地を探す際はその都度地価を確認し、検討することをおすすめします。

平屋を検討するときは、下記の坪数を目安に検討すると良いでしょう。このとき、平屋の坪数だけでなく、下記の2点にも注意しなければなりません。

・駐車場や庭などの外構を含めて考える
・建ぺい率を確認して坪数を決める

建ぺい率とは、建築基準法で定められている敷地面積に対する建物面積の割合のことです。例えば、建ぺい率が60％の場合は、敷地面積の60％以内に建物面積を抑える必要があります。このように、家族構成や外構、建ぺい率を視野に入れて坪数を検討しましょう。

狭小地とは、一般的に15～20坪以下の土地を指します。三角形や台形などの不整形地が多く、人口密集地で見受けられます。通常の土地よりも購入費や固定資産税が低いことがメリットです。

平屋は狭小地でも検討できますが、下記の点に注意が必要です。

・大空間は作りやすいが必要な部屋数を確保することが難しいケースがある
・一緒に暮らす人数が多い場合は家族間のプライバシーの確保が難しい
・十分な収納スペースが確保できない場合がある

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ここからは、福津市のおすすめのエリアをご紹介します。

JR「福間駅」周辺はショッピングセンターや医療施設、市役所があり利便性の高いエリアです。快速電車を使うと福間駅から福岡駅まで約22分でアクセスでき、都心部への通勤や通学に便利です。一方で、福津市内では土地価格が高いエリアになるので、平屋を建てるには特にコストがかかるでしょう。

JR「福間駅」の隣の駅となる「東福間駅」は、福間駅よりも閑静で自然が豊かなエリアです。JRと国道3号線の双方が利用しやすく、都心部にもアクセスしやすいです。福間駅周辺と比較すると土地価格が安いため、平屋も検討しやすいでしょう。

海が近く大自然に囲まれた津屋崎周辺は他のエリアよりも土地価格が安く、広い土地を購入しやすいエリアです。ハザードマップを確認し災害のリスクを抑えた土地を選択できれば、平屋も検討しやすいでしょう。

参考元：福津市『便利なまち』
参考元：福津市『ぶらっと 津屋崎千軒周遊マップ』

福岡県福津市は都心部のベットタウンとして、人気があるエリアです。地価も年々上昇しており、マイホームを検討する人が多いエリアとも言えるでしょう。

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